2019/12/05 19:36
ご存知の方も多いと思いますが、
新潟 村上といえば鮭のまち。
歴史を遡れば千年前から食していたのだとか。
平安時代に京の都へ献上していた記録があります。
メスは卵を、オスは白子を蓄え近海に訪れる、
天からの恵みであるような特別な存在である鮭を、
見事に「一尾まるごと」いただくのが村上の伝統。
村上には100種を超える調理法がありますが、
一番代表的なものが「塩引き鮭」。
鮭に対し手を合わせた後に捌きはじめます。
お腹を割く、天井に吊るすなどの際には、
「切腹」や「首吊り」を連想させないように、
全体を割ききらず、尾を上に吊るします。
オスの鮭に塩をした後、一年間風通しの良い場所に晒す、
その「風」もまさに天の恵み。
「村上の風土でのみ生みだすことが可能」な鮭の塩引きは、
一口に歴史と文化が宿るとても芳醇な味わいです。
「美味しさのその先」
それを感じられる素晴らしい逸品ですので、
是非ご賞味ください。
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